(疲れてるんだろうな……)
次の公演の企画を練っている響也と主人公。
今日もいつものように主人公の家で打ち合わせをしているが、
連日の激務で疲れていた響也は主人公が席をはずした間に眠りこんでいて……
「あれこそ、まさに名演だな」
休日を利用して、一緒に映画を見に行った二人。
その後入ったカフェで出演していた俳優の演技を絶賛する伊織の姿に、
主人公は改めて舞台と演技に対する彼の情熱を確信するのだった。
「盛り付け、頼んでいいかな」
劇団の数少ない休日に、蒼星の家で穏やかな時間を過ごす二人。
一緒にキッチンで昼食にするパンケーキを焼く蒼星の手際のよさに主人公は感心しきりで……
「おねーさんらしいよね」
陽向とデートしているある日、昼食を買いに行った主人公。
戻ると彼がいつもと違う表情で考え込んでいる様子に気づくが、
何もないように振る舞う彼の態度の前に、何も言えなくなってしまい……
「かわいいなあ、お前」
公演のプロモーション用の曲を顧客に渡す約束の当日、
遅れて劇場に来たカイトは疲労しきった表情だった。
主人公が事情を聞いていると、彼はいきなり距離を縮めてきて……
「本当によかった」
劇団ジェネシス結成公演の後から、
急激に周囲が騒がしくなった夢色カンパニー。
日頃からそのことを気にかけていた仁だったが、
ある晩主人公の家を訪ねて、彼自身の「決意」を話す。
「そんな余裕あるはずが……」
遊園地のデートで二人が乗ったのは、二人専用のメリーゴーランドだった。
さっそく乗馬して撮影ポイントを教える主人公だが、
前に乗っている昴はそれどころでもないようで……?